何だかふと思ったんだけど、兎和はほとんどゲームしません。
アニメも同様にウトイです。
さらに知っているのはニコニコ動画からの情報なので、カオスです。
音楽はゲーム?アニメ?(モトをどちらも知らないっ)と連続で設置になったけど、好きなのはBUMP OF CHICKENデス。
うん、鉄パイプ。
では、本編をどうぞー。
時間的にはリスドール達が襲撃を受け、ティアナが報告をしていたのとほぼ同じ頃、双葉と伊吹は指示された屋敷へ到着した。
しかし何故、ヴァンパイア等の棲み処というものは街中ではなく郊外、アパートよりも屋敷なのだろう。完全に人外の姿をしているならまだしも、外見はほぼ人間とかわらない彼らならば気づかれはしないだろうし、生活面でも便利なことが多々あると思うのだが、やはり人間などの近くには住みたくないといったところであろうか。
そんなことを言ってもこの屋敷が移動する訳もなく、定番の基準を無事クリアできる十分な郊外に建っており、この時間の人気は皆無である。
まさか狙うべき標的が自分の家で好き放題暴れまわっているなど知る由もない双葉は、これから起こるであろう激戦を想像し一人緊張感を高めていた。それといういうのも、到着するなり伊吹が「少し待ってろ」という言葉を残して何処かへいってしまい、かれこれ十分ほど経過していたからである。
やっぱり少し肌寒いな。
相変わらずの耐寒機能の無さを痛感しながらも、購入後初めて袖を通した服の満足度がそんなものに負けるなという気力を両手に抱えて駆けつける。正門前でポツンと一人立っている双葉の姿は、二つに結んだ金髪までしおれてるように感じられた。
「よしよし、檻の準備は完了っと。さて、檻の中には猛獣が一体。そこへ猛獣一名と飼育員一名が突入します。檻から無事出てくるのはだれだー」
「答えは待ちくたびれた猛獣に飼育員がキレのいい一撃をもらう、だ」
特に急ぐ様子もなく屋敷の裏手側から歩いてきた伊吹の言葉に、拳を握りつつ左手で手招きをする。
「まっ、待て待て。準備がいろいろあるんだよっ。今、説明するからその素振りやめろって……。ほら、彼人と一緒にいたひなたって娘、覚えてるだろう?」
「あぁ、後から出てきたあの服のわりに子供っぽい元気っ娘か?」
「双葉に言われちまったら、あの娘もお互いさまだ! って怒るだろうな。それでひなたがあの時張ってたの……げふらっ!!」
伊吹の説明は双葉による鋭い右ストレートがボディに突き刺ささったことにより、続行不可能となる。地面を転げまわる彼の代わりに説明すると、あの廃ビルでひなたが張っていた結界と同じようようなものを張るために伊吹は屋敷を一周していたのだった。それは、体を蝙蝠や霧状に変化させる能力を封じるためであり、真祖を討ち滅ぼすときには必須ともいえるもので、過去五体の真祖との戦闘経験を持つ彼にとっては当然の下準備である。
「バカ伊吹、いくぞ!」
タイミングよくがしっと後襟を掴むと、そのまま“飼育員”を引きずり堂々と鍵のかかっていない正門から進んでいく双葉。
本人は気付いていなかった。
普段より一段と鋭くなったつり目で歩くその体から、緊張という邪魔者がすっかり追い払われていることに。
もっとも、顔が深海の色になっている伊吹にとっては、どこからかが予想の範囲外だったことは間違いないのであるが。
正門から屋敷の扉までは全体の規模を考えるとかなり短い造りになっており、伊吹の黒いスーツが戦闘前に摩擦で穴をあけるといった恥かしい事態は避けられたのだが、それは同時に塗り間違えたような顔色を元に戻すインターバルが短かったということでもある。とはいえ、到着するころにはキッチリと復活しているところが伊吹らしいというか、さすがというか。
伊吹という人物──
過去の彼を知る者からすれば同一人物ではなく、双子か何かの別人だという突拍子もない無理な説明のほうが信憑性を持つだろう。それほどまでに人を避け、無気力で堕落した生活を送っていた。
自分の無力さ、才能の無さ、全てを呪うほど。
他人に対する怒りや、評価されないことへの苛立ちはなかった。
怖かっただけ、飛び立つことを妨げる縛る枷や鎖が“伊吹”そのものだと気付くことに。
あるときクロセルは言った。
「君は最新鋭のハードウェアなのに動力は乾電池だ。いや、難解なパズルのうちの貴重な1ピースというべきかな」と。
双葉と伊吹は同じであり違う。
ごく単純で明快なもの、それが彼の全てであるのだから。
ともかく、この古びてはいるがしっかりとした扉を開ければそこは相手の領域。正面からというのは無策に感じられるが、伊吹の経験では「真祖というヤツは自分の力に過剰な自信を持っているから、小細工せずに余裕をかまして迎え撃つ」ものらしいので、あれこれ考えずに進むのが手っ取り早いのだそうだ。
そう主張する伊吹がまるで自宅のドアをあけるかのようにあっさりと、軽く押しただけで正門と同じく施錠されてない扉は開いた。
そこに広がるのは、時代をさかのぼったかという錯覚に陥りそうな玄関ホール。建物内の造りに加え、アンティークの調度品全てにおいて統一することで見事に再現されている。
しかし残念ながら、この日の訪問者の目にそんなものは映っていなかった。
なぜか。
ロビー中央から視線を外せない理由があったからである。
深夜の訪問者を出迎える14〜5歳ほどの少女と25歳くらいの執事服を着た男、それはまるで双葉たちに合わせたかのような組み合わせであった。
──次回予告──
夏耶:どん!夏耶の次回『おいしい吸血鬼の作り方』は!
夏耶:ナゾの二人組みが大暴れ♪
ひなた:えぇぇ! ちょーっと何で何で!
夏耶:この大ピンチを切り抜けることはできるのでしょうかっ!
ひなた:わ……私よりちゃんと予告してる……
夏耶:そんなときっ! 暴走少女マジカル☆カヤが華麗に登場!
ひなた:へっ!? ふえっ!?
夏耶:巨大ロボ エクスシンガー発進ダー!
ひなた:ストーップ!
夏耶:はっ、マジカル☆ひなた役を……もごもご
ひなた:ゼッタイやらない……
駄文だなぁと痛感している兎和に活を
テーマ : 自作小説(ファンタジー) - ジャンル : 小説・文学
アニメも同様にウトイです。
さらに知っているのはニコニコ動画からの情報なので、カオスです。
音楽はゲーム?アニメ?(モトをどちらも知らないっ)と連続で設置になったけど、好きなのはBUMP OF CHICKENデス。
うん、鉄パイプ。
では、本編をどうぞー。
時間的にはリスドール達が襲撃を受け、ティアナが報告をしていたのとほぼ同じ頃、双葉と伊吹は指示された屋敷へ到着した。
しかし何故、ヴァンパイア等の棲み処というものは街中ではなく郊外、アパートよりも屋敷なのだろう。完全に人外の姿をしているならまだしも、外見はほぼ人間とかわらない彼らならば気づかれはしないだろうし、生活面でも便利なことが多々あると思うのだが、やはり人間などの近くには住みたくないといったところであろうか。
そんなことを言ってもこの屋敷が移動する訳もなく、定番の基準を無事クリアできる十分な郊外に建っており、この時間の人気は皆無である。
まさか狙うべき標的が自分の家で好き放題暴れまわっているなど知る由もない双葉は、これから起こるであろう激戦を想像し一人緊張感を高めていた。それといういうのも、到着するなり伊吹が「少し待ってろ」という言葉を残して何処かへいってしまい、かれこれ十分ほど経過していたからである。
やっぱり少し肌寒いな。
相変わらずの耐寒機能の無さを痛感しながらも、購入後初めて袖を通した服の満足度がそんなものに負けるなという気力を両手に抱えて駆けつける。正門前でポツンと一人立っている双葉の姿は、二つに結んだ金髪までしおれてるように感じられた。
「よしよし、檻の準備は完了っと。さて、檻の中には猛獣が一体。そこへ猛獣一名と飼育員一名が突入します。檻から無事出てくるのはだれだー」
「答えは待ちくたびれた猛獣に飼育員がキレのいい一撃をもらう、だ」
特に急ぐ様子もなく屋敷の裏手側から歩いてきた伊吹の言葉に、拳を握りつつ左手で手招きをする。
「まっ、待て待て。準備がいろいろあるんだよっ。今、説明するからその素振りやめろって……。ほら、彼人と一緒にいたひなたって娘、覚えてるだろう?」
「あぁ、後から出てきたあの服のわりに子供っぽい元気っ娘か?」
「双葉に言われちまったら、あの娘もお互いさまだ! って怒るだろうな。それでひなたがあの時張ってたの……げふらっ!!」
伊吹の説明は双葉による鋭い右ストレートがボディに突き刺ささったことにより、続行不可能となる。地面を転げまわる彼の代わりに説明すると、あの廃ビルでひなたが張っていた結界と同じようようなものを張るために伊吹は屋敷を一周していたのだった。それは、体を蝙蝠や霧状に変化させる能力を封じるためであり、真祖を討ち滅ぼすときには必須ともいえるもので、過去五体の真祖との戦闘経験を持つ彼にとっては当然の下準備である。
「バカ伊吹、いくぞ!」
タイミングよくがしっと後襟を掴むと、そのまま“飼育員”を引きずり堂々と鍵のかかっていない正門から進んでいく双葉。
本人は気付いていなかった。
普段より一段と鋭くなったつり目で歩くその体から、緊張という邪魔者がすっかり追い払われていることに。
もっとも、顔が深海の色になっている伊吹にとっては、どこからかが予想の範囲外だったことは間違いないのであるが。
正門から屋敷の扉までは全体の規模を考えるとかなり短い造りになっており、伊吹の黒いスーツが戦闘前に摩擦で穴をあけるといった恥かしい事態は避けられたのだが、それは同時に塗り間違えたような顔色を元に戻すインターバルが短かったということでもある。とはいえ、到着するころにはキッチリと復活しているところが伊吹らしいというか、さすがというか。
伊吹という人物──
過去の彼を知る者からすれば同一人物ではなく、双子か何かの別人だという突拍子もない無理な説明のほうが信憑性を持つだろう。それほどまでに人を避け、無気力で堕落した生活を送っていた。
自分の無力さ、才能の無さ、全てを呪うほど。
他人に対する怒りや、評価されないことへの苛立ちはなかった。
怖かっただけ、飛び立つことを妨げる縛る枷や鎖が“伊吹”そのものだと気付くことに。
あるときクロセルは言った。
「君は最新鋭のハードウェアなのに動力は乾電池だ。いや、難解なパズルのうちの貴重な1ピースというべきかな」と。
双葉と伊吹は同じであり違う。
ごく単純で明快なもの、それが彼の全てであるのだから。
ともかく、この古びてはいるがしっかりとした扉を開ければそこは相手の領域。正面からというのは無策に感じられるが、伊吹の経験では「真祖というヤツは自分の力に過剰な自信を持っているから、小細工せずに余裕をかまして迎え撃つ」ものらしいので、あれこれ考えずに進むのが手っ取り早いのだそうだ。
そう主張する伊吹がまるで自宅のドアをあけるかのようにあっさりと、軽く押しただけで正門と同じく施錠されてない扉は開いた。
そこに広がるのは、時代をさかのぼったかという錯覚に陥りそうな玄関ホール。建物内の造りに加え、アンティークの調度品全てにおいて統一することで見事に再現されている。
しかし残念ながら、この日の訪問者の目にそんなものは映っていなかった。
なぜか。
ロビー中央から視線を外せない理由があったからである。
深夜の訪問者を出迎える14〜5歳ほどの少女と25歳くらいの執事服を着た男、それはまるで双葉たちに合わせたかのような組み合わせであった。
夏耶:どん!夏耶の次回『おいしい吸血鬼の作り方』は!
夏耶:ナゾの二人組みが大暴れ♪
ひなた:えぇぇ! ちょーっと何で何で!
夏耶:この大ピンチを切り抜けることはできるのでしょうかっ!
ひなた:わ……私よりちゃんと予告してる……
夏耶:そんなときっ! 暴走少女マジカル☆カヤが華麗に登場!
ひなた:へっ!? ふえっ!?
夏耶:巨大ロボ エクスシンガー発進ダー!
ひなた:ストーップ!
夏耶:はっ、マジカル☆ひなた役を……もごもご
ひなた:ゼッタイやらない……
駄文だなぁと痛感している兎和に活を
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続けてるのはあるんだけど、、、1週間で10分とか。2千円もったいないw
アニメはイラストのネタが尽きてきたので、色々見るようにはしています。。。兎和さんはその分文章とか読むようにしてるのかな?それのイラスト版って感覚かも。
バンプはいいですよねー。。。いつか曲を題材にしたイラスト描きたい。
予告編に爆笑www
あ、例の素晴らしいイラストのおかげで、伊吹のイメージがより鮮明になったような気がします。
んで、彼の「げふらっ!!」で盛大に噴いてしまったのは私だけでしょうかw
アニメはですね、見たいのがあるんだけど影響されやすいので、見たいモノほど見れませんw
ニコニコ動画で本編以外をチラ見して、自分の枠を粉砕するって感じですねー。
BUMPは何ていうのかな、意味不明な言葉を並べてるんじゃなくてしっかり伝わってくる、それでいて深いところが好きですね!
うわーお!入れ違い!
イラストは本当に嬉しいというか、やはり偉大だなぁと痛感しますね♪
予告編だとか、こういうシーンがいい!と言われることが多いのですが、どうしてもシリアスなほうも書きたくなるのですよっw
暴走少女て!巨大ロボエクスシンガーて!!(^〜^)
外伝的なものを期待するクオリティの次回予告です♪
外伝では一回やってみたい企画だとずっと思ってたのですよ♪