ぎゃー、別の小説?
ちょっとカオスに落ち込んだだけですよっ、きっと。

19:07のお方
思いつきでやったんだけど、気に入ってもらえてほっとしています!
ちょっとした楽しみに読んでいただければ♪
アンテス司教に呼びつけられるのはこれで何度目になるだろうか。初めて訪問したのが数ヶ月前、それ以降は回数を重ねるごとに間隔が短くなってきている。
だが今日に限っては、いつもと少し様子が違うようであった。彼の部屋、清廉なる人格を装い聖なる言葉を吐く表の顔を具現化したといえるこの場所には、ティアナの他にあと二名、先客がいたのである。
一人は彼女も良く知っている人物、上官であり処刑師長の任にあるベルンハルト。確か今年47歳になるはずであるが、その覇気や体力は衰えを見せるどころか一層磨きがかかり、ティアナが処刑師になってからというもの失態を犯した話を聞いたことがなかった。“一応支給されてはいるが、どうしても着用しなくてはならない機会以外で着ている者をほとんど見ない”軍服といっていいデザインの制服を、毎日のように愛用している大柄な姿を普段から見ている彼女にとって、この日の彼の服装も当然のことながら全く違和感を感じることがない。
むしろ自分自身が似合わない服を無理矢理着せられている感じがしてこの制服を好きにはなれなかったし、何だか落ち着かないのである。いつもであればフチの無い細めの眼鏡をやたらとかけなおしてみたり、一つに結んだ長い茶色の髪の束を体の前へ持ってきたりとするのであるが、そんな意識を忘れさせたのは隣に立つベルンハルトが唯一いつもと違う点、右目に巻かれた痛々しい包帯であり、アンテス司教の前で勝手に会話することも出来ず、頭の中で憶測が飛び交うばかりだった。
もう一人は、必要以上に豪華な作りと思える大きな机の向こう側に悠然たる態度で座っているアンテス司教のさらに後ろ、窓から外を眺めるボロボロの白衣を来た人物であり、ティアナは知らない顔だった。その服装に加えボサボサなブラウンの髪、アンテス司教の背後に立つ自由さは我々の待遇とは雲泥の差だなと心の中で思いつつ、寛容という思考が欠落していると思っていた司教が黙認している光景は、意外さを通り越して奇妙に感じられる。
「それで、レクラムは予想通りの動きをしたのだな?」
「はい、我々がリークしたことにより第三のイヴを狙い行動いたしました。さらにご指定の場所へ二体、ヴァルキュリアを配置しております」
ティアナの報告を満足そうに数回頷きながら聞くと、引き出しの中にある金色で派手に装飾されたケースから取り出した葉巻に火をつけ、目を細め煙をふかした。揺らめく煙が司教の顔をぼかし、ささやかながら処刑師二人の不愉快な時間を短縮してくれる。
「二体?」
白衣の男は怪訝そうな表情で司教に問いただす。ティアナが先ほどから感じていたことだが、彼には自分が見えていないのではないだろうかと思えるくらい視線をこちらへは向けようとはしなかった。
しかし、声だけは十分聞こえているようで幽霊くらいの価値は見出してもらっているらしい。
「確実な勝利を得るためには、動かしうる最大戦力を持ってこれに臨む。そんな鉄則は十分承知しているよ。だが今回はただの実験だ。同数で勝てなければ、用いる価値などない。とはいえ、いつまでも邪悪な力に頼ることは許されん。神の裁きは、聖なる力によってなされるべきなのだよ。我らの手中には既に聖剣があり、それを振るう器さえ手に入れれば事は成る。君の研究が行き着く先も、つまりはそういうことなのだろう? クロセル」
その問いには答えず興味なさげにボサボサの髪をかき上げると、また外の景色に視線をやるクロセル。
「リスドールよ、見ての通りベルンハルトは任務中の負傷で右目を失った。これでは処刑師長の任は重かろう。今日よりお前が引き継ぎ、その任に当たれ。手続きや承認は既に済ませてある」
「は……、はい。了解いたしました。それでレクラムの件なのですが、生き残った場合そのままにしておいてよろしいのでしょうか? 我らが関与したことが奴の口から外部に漏れる可能性もあります」
「かまわん。奴とてわしの駒にしかすぎんのだよ。駒が何を考えようと、所詮はわしの思い通り動けばよい。どんなクセのある駒でも使いこなす、それが支配するものの力量というもの」
ティアナは乱暴にもみ消す葉巻を見つめ、せいぜい駒に大事な指を喰いちぎられて大好きな葉巻が吸えなくならないように注意しなと、永遠に伝えることはないであろう警告を呟くのであった。
──次回予告──
ひなた:ども! ひなたがお送りする次回『おいしい吸血鬼の作り方』の時間が……
彼人:ひなたぁぁぁ! 行くぞ!
ひなた:はいー! すぐ終わりますからー!
彼人:…………置いてくぞ。
ひなた:だぁーー! 今行きますよ!
彼人:………………ボソボソ。
ひなた:よく聞こえませ……ってもうあんな遠くに!!
ひなた:そっ、それではまた次回!
駄文だなぁと痛感している兎和に活を
テーマ : 自作小説(ファンタジー) - ジャンル : 小説・文学
ちょっとカオスに落ち込んだだけですよっ、きっと。

19:07のお方
思いつきでやったんだけど、気に入ってもらえてほっとしています!
ちょっとした楽しみに読んでいただければ♪
アンテス司教に呼びつけられるのはこれで何度目になるだろうか。初めて訪問したのが数ヶ月前、それ以降は回数を重ねるごとに間隔が短くなってきている。
だが今日に限っては、いつもと少し様子が違うようであった。彼の部屋、清廉なる人格を装い聖なる言葉を吐く表の顔を具現化したといえるこの場所には、ティアナの他にあと二名、先客がいたのである。
一人は彼女も良く知っている人物、上官であり処刑師長の任にあるベルンハルト。確か今年47歳になるはずであるが、その覇気や体力は衰えを見せるどころか一層磨きがかかり、ティアナが処刑師になってからというもの失態を犯した話を聞いたことがなかった。“一応支給されてはいるが、どうしても着用しなくてはならない機会以外で着ている者をほとんど見ない”軍服といっていいデザインの制服を、毎日のように愛用している大柄な姿を普段から見ている彼女にとって、この日の彼の服装も当然のことながら全く違和感を感じることがない。
むしろ自分自身が似合わない服を無理矢理着せられている感じがしてこの制服を好きにはなれなかったし、何だか落ち着かないのである。いつもであればフチの無い細めの眼鏡をやたらとかけなおしてみたり、一つに結んだ長い茶色の髪の束を体の前へ持ってきたりとするのであるが、そんな意識を忘れさせたのは隣に立つベルンハルトが唯一いつもと違う点、右目に巻かれた痛々しい包帯であり、アンテス司教の前で勝手に会話することも出来ず、頭の中で憶測が飛び交うばかりだった。
もう一人は、必要以上に豪華な作りと思える大きな机の向こう側に悠然たる態度で座っているアンテス司教のさらに後ろ、窓から外を眺めるボロボロの白衣を来た人物であり、ティアナは知らない顔だった。その服装に加えボサボサなブラウンの髪、アンテス司教の背後に立つ自由さは我々の待遇とは雲泥の差だなと心の中で思いつつ、寛容という思考が欠落していると思っていた司教が黙認している光景は、意外さを通り越して奇妙に感じられる。
「それで、レクラムは予想通りの動きをしたのだな?」
「はい、我々がリークしたことにより第三のイヴを狙い行動いたしました。さらにご指定の場所へ二体、ヴァルキュリアを配置しております」
ティアナの報告を満足そうに数回頷きながら聞くと、引き出しの中にある金色で派手に装飾されたケースから取り出した葉巻に火をつけ、目を細め煙をふかした。揺らめく煙が司教の顔をぼかし、ささやかながら処刑師二人の不愉快な時間を短縮してくれる。
「二体?」
白衣の男は怪訝そうな表情で司教に問いただす。ティアナが先ほどから感じていたことだが、彼には自分が見えていないのではないだろうかと思えるくらい視線をこちらへは向けようとはしなかった。
しかし、声だけは十分聞こえているようで幽霊くらいの価値は見出してもらっているらしい。
「確実な勝利を得るためには、動かしうる最大戦力を持ってこれに臨む。そんな鉄則は十分承知しているよ。だが今回はただの実験だ。同数で勝てなければ、用いる価値などない。とはいえ、いつまでも邪悪な力に頼ることは許されん。神の裁きは、聖なる力によってなされるべきなのだよ。我らの手中には既に聖剣があり、それを振るう器さえ手に入れれば事は成る。君の研究が行き着く先も、つまりはそういうことなのだろう? クロセル」
その問いには答えず興味なさげにボサボサの髪をかき上げると、また外の景色に視線をやるクロセル。
「リスドールよ、見ての通りベルンハルトは任務中の負傷で右目を失った。これでは処刑師長の任は重かろう。今日よりお前が引き継ぎ、その任に当たれ。手続きや承認は既に済ませてある」
「は……、はい。了解いたしました。それでレクラムの件なのですが、生き残った場合そのままにしておいてよろしいのでしょうか? 我らが関与したことが奴の口から外部に漏れる可能性もあります」
「かまわん。奴とてわしの駒にしかすぎんのだよ。駒が何を考えようと、所詮はわしの思い通り動けばよい。どんなクセのある駒でも使いこなす、それが支配するものの力量というもの」
ティアナは乱暴にもみ消す葉巻を見つめ、せいぜい駒に大事な指を喰いちぎられて大好きな葉巻が吸えなくならないように注意しなと、永遠に伝えることはないであろう警告を呟くのであった。
ひなた:ども! ひなたがお送りする次回『おいしい吸血鬼の作り方』の時間が……
彼人:ひなたぁぁぁ! 行くぞ!
ひなた:はいー! すぐ終わりますからー!
彼人:…………置いてくぞ。
ひなた:だぁーー! 今行きますよ!
彼人:………………ボソボソ。
ひなた:よく聞こえませ……ってもうあんな遠くに!!
ひなた:そっ、それではまた次回!
駄文だなぁと痛感している兎和に活を
テーマ : 自作小説(ファンタジー) - ジャンル : 小説・文学
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しかし、個人的にはベルンハルト殿のビジュアルを
勝手に想像してウヘヘな感じです(爆)
イタイ鯱子を許してください。
クロセルみたいにクール&ミステリアスなキャラ、好みですぅー♪
私の小説にはそういうタイプのキャラが出てこない。
なぜかなーと考えてみたのですが。
……それは、私が単純な奴だからでしたwww
そこに注目が!!
シッカリと全ての登場人物に愛着をもっていますので、ご期待ください♪
>いき♂サマ
なにをー!(笑)
兎和のほうが単純なので、登場可能という訳ですよ!
ついこんな感想が(笑)
しかし司教とか処刑師長とか、俺はそういう肩書きを考えるのが苦手なので尊敬しちゃいます☆
だって、司教て。
キリスト教徒じゃないもん。。(笑)
肩書きはうーん……、ニガテですよ(笑)
司教というのはモトモトあるものですしねー。
一応、そういうモノのときは調べてから使いますがっ。